どれも大好きだよ。

私が中学生の時初めて聴いてから、もうずっと聴き続けている歌。
カラオケで「遺書」って曲名で検索したら、こっこしかなかった。
そんな経験をした人はいっぱいいるはず。
こっこのこと大好きな人は本当に多いってことが、この何年間かでよく分かったから。

テレビ嫌いで情報が少なくて、知らないことばかりで、確かに「人物像」がはっきりしなかった歌手。だけど、曲を聴くと、「こっこ」という世界が、色鮮やかにバッと開くかのよう。詞・サウンド・声の全てから紡ぎあがるあの感じ。

もう、「好きな歌手」ってだけじゃない。
私の人生の中で、一番の芸術家。

大嫌いだった学生時代、way outを聴きながら。
初めての失恋も、水鏡を聴きながら。
一番苦しかった時も、雲路の果てを聴きながら。
卒業は、Rainingを聴きながら。
もっといっぱいいっぱい、思い出を思い出すたび、一緒になって
こっこの歌を思い出す。

全ての曲にそれぞれ思い出があるってくらい。
こっこにしかできない。
こっこみたいに裸足で歌おうと、決して侵されない。
一番の宝物です。
 

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